2016.03.23

ダブルサイズの毛布を手洗い。苦労して洗ったが肌触りが悪くがっかり

私は40歳介護職です。布団干しはよくするものの、布団の洗濯はクリーニング代が勿体ないことと近くにコインランドリーもなく私自身車の運転ができない為、暫く洗っていませんでした。

正直言うと、近くにコインランドリーがあったとしても大物の洗濯には数百円かかりますので勿体ないといった気持ちはあったと思います。夏場なら外でよく乾くと思い、思い切って自宅で洗濯することに決めました。

洗ったものはアクリル100%の毛布です。私は寝相が悪い為、ダブルサイズの大きな毛布を一人で使用していますがその大きな毛布を数年前に自宅の洗濯機で洗ったところ、洗濯機がうまくまわらず機械に絡んでしまい毛布が切れてしまったという経験がある為、思い切って手洗いすることにしました。

手洗いといってもダブルサイズの大きな毛布です、洗う場所に悩んだ末、風呂場の浴槽で手洗いすることにしました。水を含んだ毛布は、通常の毛布の何十倍の重さとなり、手でもみ洗いするもののひっくり返すこともできず私も素足で浴槽に入り、足で踏み洗いすることにしました。洗剤はいつも洗濯する時に使用している粉せっけんを使用しましたが水の汚れ具合から、随分汚れていたのだとわかります。洗剤で洗った後は、すすぎを数回繰り返しましたが重たい毛布を持ち上げたりと、浴槽の中で仕事並みの重労働です。すすぎ終えるまでに1時間半以上もかかりました。

その後は苦労してすすいだ毛布を脱水したいところですが、以前洗濯機で洗った時に絡んで毛布が切れてしまった経験から、脱水せずにそのままベランダへ干すことにしました。

水を含んだ重たいダブルサイズの毛布を2階のベランダまで運ぶのには、毛布をゴミ袋に詰め、取っ手のあるカゴに入れて抱えて運びました。竿に干す時も重たくて一苦労です。少しでも気を抜けば下に毛布が落ちかねない状況です。どうにか竿に干すことはできましたが、真夏だったにもかかわらず一日で毛布が乾ききることはなく一晩そのままにし、二日かけてやっと乾ききることができました。

しかしながら自宅で手洗いした毛布は、肌触りがよくなく苦労しただけの仕上がりにはならなかったのです。なんとなく汚れが落ち切っていないような、もしくは洗剤が綺麗にすすぎきれていないようなきしんだような肌触りです。おまけに、以前洗濯機で無理矢理洗って切れた時に縫っておいたところがほつれてしまい毛布の毛がボロボロと落ちているではありませんか。非常にがっかりしたのを今でも忘れません。

それでも毛布をもう一度洗い直す気にはなれず、とりあえずほつれた部分を再度縫って使用していますが、安い毛布ではないですし愛着もある毛布です、買い替える気にはなれず今後もずっと使用していくと思います。

こんなに苦労してこのような仕上がりなら、時間も労力もかなり無駄にしたような気分です。洗いやすいように、または毛布にダメージを与えない為に、毛布が入るほどの大きなネットに入れて手洗いするべきだったと後悔しています。その方が何倍も洗いやすかったし、仕上がりもよかったのはないかと。

それに縫ったところがほつれてしまうほど毛布に負担をかけてしまうなら、お金をかけてもクリーニングに出すべきだったと深く反省。節約だけが良いとは限らないことを思い知らされた経験です。今回は仕上がりがよくない状態でも使い続けることにしましたがものは考えようです。ダメにして買い替えることで出費するようなら、お金をかけて大切に長く愛用することの方がよっぽども節約に繋がったのではないかと思いました。布団の洗濯、これからはクリーニングとコインランドリーをうまく併用し布団を大切に使っていこうと思います。