宅配クリーニングと店舗型クリーニング、どっちが安い?
今とても人気の宅配クリーニングサービス。
電話やホームページから注文したら、自宅まで集荷に来てくれて、仕上がったらまた自宅へ自動的に届けてくれるため、とても楽なんです。
しかし、集荷の配送料やシミ抜き、ボタン付けなどの追加サービス料などで、結局店舗型のクリーニング店に出す方が安いのでは?
と思う方もいると思います。
実は料金に関しては店舗型も宅配もそんなに変らず、むしろ出し方によっては宅配クリーニングの方が安くなることもあるんです。
ここでは、店舗型よりも安く出す方法をご説明してきます。
宅配クリーニングを安く利用するには
宅配クリーニングはどうしても配送料がかかってしまいます。そのため、1点2点といった少ない数では店舗型に比べて高くなってしまうため、宅配クリーニングでは5点、10点、15点、20点と「点数定額制」の場合が多いです。
また、ワイシャツやブラウスなどの夏物衣類の場合も高くなります。
つまり、5点以上で夏物衣類以外を出すと宅配クリーニングの方が安くなるということです。
例えば、ダウンジャケットの例でみると、店舗型クリーニングでは1点は3,000円前後ですが、宅配クリーニングサービス(※クリラボの場合)では、5点で10,230円です。
店舗型クリーニングでダウンジャケット5点出すと15,000円になるため、夏物衣類以外では圧倒的に宅配クリーニングの方が安いといえます。
下記はクリーニング店の一般的な通常料金です。
ワイシャツ | 400円 | 店舗型の方が安い |
---|---|---|
Tシャツ、スウェットシャツ、ブラウス、セーター、カーディガン、スラックス、白衣など | 770円 | |
スカート | 1,000円 | |
学生服上下 | 1,500円 | 店舗型の方が若干安い |
ワンピース、ジャンパー | 1,800円 | |
コート、スーツ上下 | 2,500円 | 宅配クリーニングの方がお得! |
ダウンジャケット | 3,000円 | |
ダウンコート、スキーウェア上下 | 5,000円 |
上記のクリーニング料金は、かなり安めの設定の店舗ですので実際の料金は、お近くのクリーニング店に直接確認してください。
このように料金だけで見れば、クリーニング店で出す場合でだいたい2,000円以上かかる洗濯物であれば宅配クリーニングを利用した方が安くてお得になります。
また、出すのが大変な布団クリーニングの場合もかなり安くなるため、宅配クリーニングの方が向いています。
宅配クリーニングのデメリット
宅配クリーニングの最大のデメリットは、当日仕上げ(即日受け取り)ができないことです。 集荷→工場でクリーニング→配送という流れなので、どうしても受け取りまで3日以上かかってしまいます。
ただし、店舗型クリーニングにはない保管サービスはかなり便利。7ヶ月から最長では12ヶ月なんてサービスもあります。
もちろん、ほとんどのサービスで無料で保管してくれます。
また、注文して洗濯物を集荷に来た時に指定した集荷時間に不在にしていた場合、集荷ができず郵便ポストに投函された不在票にある方法で再度依頼しなおす必要があります。その場合当然仕上がりが遅れてしまいます。
日中の時間帯の集荷に対応できな場合は、集荷場所を指定して不在時でも集荷してくれる置き配のサービスがある業者や早朝や深夜の集荷に対応している業者を選びましょう。
肝心の仕上がりについては、宅配クリーニングも店舗型と差はありません。
とにかく便利な宅配クリーニング!
店舗型クリーニング店とは違い、宅配クリーニングは電話やHPのメールフォームなどで注文して自宅まで洗濯物を取りに来てくれて、仕上がったら自動的にまた自宅まで届けてくれるので超便利。
おまけに、シミ取りや毛玉取り、ボタン付けまで無料のサービスもあります。
一度宅配クリーニングを使ったら、もう店舗型クリーニングに出すなんて面倒でできなくなりますよ。
おすすめの宅配クリーニングサービスをこちらで比較していますのであわせてご確認ください。
クリーニング店を営む家に生まれ、小学生の頃から将来の夢は「クリーニング屋さん」。見事その夢をかなえ、現在はクリーニング会社に勤め、しみ抜きの資格を取得。
洋服・ファッションが大好きで、洋服を大切に着るためのクリーニング技術を日々探究しています。
プライベートでは、男の子を育てるワーキングママ。
家庭で洗えないアイテムのお手入れ方法や、汚れた子ども服の扱い方の知識ならお任せを!