実は布団ってこんなに汚い!家庭での洗濯方法とおすすめクリーニング
布団って洗ってことありますか?大抵の方々は干しているだけではないでしょうか。しかし、布団の中は恐ろしいことになっているんですよ。
布団はダニのすみか!?
ある布団を見てみると、布団の表面にはダニが約360匹。布団の中の綿の部分には、なんと!2735,000匹ものダニがいたとの報告がありました!
人間の汗で適度に湿っている、そして、人間のフケや垢がいっぱいの布団は、ダニの絶好のすみかなんです!
干しているから大丈夫、なんて思っていませんか?干すことで退治できるダニは表面のごく少数のみ。多くは中に移動しているだけなんです!
家庭でできる布団の洗い方<準備>
まずは、洗えるかどうかの洗濯マークをチェックして見てください。洗濯機で洗える、もしくは手洗いできるマークがあるなら、この機会に洗って見てはいかがですか?
洗う時は、あんまり小さい洗濯機にぎゅうぎゅう押し込んではいけません。適したサイズの洗濯機をお使いくださいね。
例えば家庭によくある7—8kgの洗濯機なら、セミダブルサイズの掛け布団や、敷きパッド、毛布などが洗えます。
洗濯する時は生地が傷んでしまうので、必ずネットに入れて行います。ネットに入れる時のたたみ方のコツは、縦に3つ折りにして、それからクルクルと巻いて小さくします。このたたみ方で、布団は小さくなるし、洗剤も全体に行き渡ります。
家庭でできる布団の洗い方<洗濯機で>
通常のように洗剤をセットして、ボタンをピッではありません。まず、洗濯機に水をはって、洗剤を溶かしておきましょう。少しの手間ですが、こうすることで、洗剤がまんべんなく溶けて布団全体に行き渡ります。
大物洗い、や毛布洗いがあればそれを選択します。なければ、デリケートを選んでください。
そしてそのまま脱水まで洗濯機にお任せです。
家庭でできる布団の洗い方<お風呂で>
布団に手洗いマークがある、もしくは洗濯機が小さくて入らない場合は、お風呂の浴槽で足で踏んで洗ってみましょう。
この場合もまずは洗剤を水に溶かしてから布団を水につけます。足で踏んで洗い、すすぎは水を2、3回変えればオッケーです。
しかしながら、問題は脱水!足や手を使ってするのは限界があります。そして、水を含んだ布団を庭やベランダまで持って行くのは、とても重くて重労働!
さらに、水が絞りきれていないと廊下を水がポタポタ。。。きちんと乾かないと中でカビが発生!なんてこともあります。
こんなに大変な思いをするなら、車があるなら大型洗濯機があるコインランドリーに行く、もしくは素直にクリーニングに出した方がいいかもしれませんね。
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クリーニング店を営む家に生まれ、小学生の頃から将来の夢は「クリーニング屋さん」。見事その夢をかなえ、現在はクリーニング会社に勤め、しみ抜きの資格を取得。
洋服・ファッションが大好きで、洋服を大切に着るためのクリーニング技術を日々探究しています。
プライベートでは、男の子を育てるワーキングママ。
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