洗濯機洗いにはマスト!洗濯ネットの活用でデリケート衣類の洗濯もこわくない
ホームクリーニングに欠かせない「洗濯ネット」。サイズ・形・目の粗さ・下着専用など、さまざまなタイプがありますが、あなたはどんな洗濯ネットを使っていますか? 今回は、洗濯ネットの選び方や、活用術を伝授します! ぜひ今日から役立ててくださいね。
◆サイズ・形の決め方
洗濯ネットのサイズは小さなサイズから、大きなものまでとても豊富です。大物や同種をまとめる場合は大きなサイズを、摩擦によって傷みやすいデリケートなアイテム、下着などは小さめのジャストサイズを使用すると良いでしょう。
形にも様々なバリエーションがあります。丸型・筒型・フットボール型は、ネット内で洗濯物が動きやすいので、汚れ落ちを重視したいアイテムにおすすめ。角形(とくに薄いタイプ)は、
中の洗濯物が動きにくく、傷みやシワを防ぎたいアイテムに合っています。
◆目の粗さによる違いは?
「目の粗さ」も洗濯ネット選びのポイント。目の細かいタイプは、デリケートなアイテム、色柄もの、装飾のついたものの洗濯に使いましょう。ストッキング、ブラジャーをはじめとするデリケートな衣類を、洗濯時の傷み・型崩れから守り、タオルの繊維などが付着するのを防いでくれます。また、他の洗濯物からの色移りを防ぐのにも効果的。薄い色のアイテムを入れるのにも適しています。傷み・色移り以上に、汚れが気になるアイテムを洗う場合は、目の粗いネットがおすすめです。衣類に付着した汚れ・糸くずなどを外に出しながら、中身を守ってくれます。
ホームクリーニングでは、丈夫なものとデリケートな素材をまとめて一緒に洗う機会が多くなりがちです。まずは、衣類のタイプに合ったネットを使って、傷みや色移り、シワを防ぐようにしましょう。
◆洗濯ネットを上手に使うコツ
まず大切なのは、洗濯物のサイズ・素材に合ったサイズを選ぶこと。サイズが小さすぎる、または大きすぎるネットを使うと、逆にシワが多くついてしまう可能性があるので要注意です。
デリケートなアイテムを洗う場合は、衣類を裏返しにしてからネットに入れるようにしましょう。そうすることで、洗濯時の傷みや色移りをより防ぐことができます。また、デリケートなアイテムは、傷み防止に効果的な「細かい網目」のネットを使うことを忘れずに。
ネットに対する衣類の分量ですが、大きめのネットに複数の衣類を入れる場合は、パンパンになるほど入れると汚れ落ちが悪くなってしまいます。容量の7割程度にとどめておきましょう。
◆洗濯ネットの活用術
洗濯ネットは、洗濯時以外にも活用できます。裏ワザとして、干すときには日除けや目隠しとしても使うのもアリ。四方をピンチで留めれば、セーター干しネットとしても代用できますよ。また、家族の多い家なら、洗濯時に人別にネットを分けるのもオススメです。子どもに専用のネットを用意し、脱いだ衣類のまとめ、洗濯物干し、片付けまでを自分で管理してもらっても良いですね。また、洗濯以外の用途としては、旅行のときの小分け袋にも便利です。
衣類の傷みや色移り、型崩れを防いでくれる便利な洗濯ネット。今まで使ったことが無かったという人も、お気に入りの衣類を長く愛用するために、活用してみませんか。
現在2児の母、ライティングの仕事をしながら主婦業に励んでいます。
クリーニング店で長年勤めた経験と知識で家庭でもできる洗濯の知恵をご紹介します。