チノパンの洗濯方法や頻度は?
ワードロープに1つは持っておきたい定番アイテムと言えばチノパンです。
シーズンを気にせず履けるアイテムでもありますよね。
きちんとしたスタイルからカジュアルまで、幅広いコーデに合うアイテムと言えるでしょう。
男女問わず人気のあるチノパンですが、皆さんはどうやって洗濯していますか?
ここではチノパンの洗濯方法や洗濯の頻度、お手入れのポイントなどをまとめてみましょう。
チノパンは自宅で簡単に洗える!
チノパンは家庭で洗えるものがほとんどでしょう。
洗濯表示をチェックして、手洗いマークや洗濯機マークが付いていれば水洗いできます。
チノパンは綿素材か、綿と化学繊維を合わせた混合素材の場合が多いです。
そのため、洗濯しやすい衣類と言えるでしょう。
チノパンはどれくらい洗うべき?洗濯の頻度は?
チノパンは、着用毎に毎回洗う必要はありません。
2~3回履いてから洗うか、汚れや臭いが気になった時に洗う程度で十分です。
チノパンは、洗いすぎると生地を傷めてしまうことがあります。
お気に入りのチノパンを長く愛用するためには、洗濯しすぎないことが大切です。
ただ、夏場やアウトドアで履いて汚れた時はしっかりと洗いましょう。
チノパンの洗濯方法
チノパンの洗濯は、洗濯機による洗いが一般的です。
ここでは部分洗いも合わせて、洗濯方法をご紹介しましょう。
洗濯機で洗う方法
1、ボタンやファスナーをすべて閉めて、畳んでから洗濯ネットに入れる
2、おしゃれ着用洗剤や中性洗剤を入れる
3、ドライモードや手洗いモードなど、弱水流モードを選択してスタート
4、脱水時間は30秒程度にする
部分洗いの方法
1、洗面所の蛇口で、チノパンの汚れた部分だけ水で濡らす
2、汚れた部分に衣類用洗剤や石鹸を直接つける
3、指で生地をつまんでこすり合わせてつまみ洗いする
4、汚れが落ちたら、流水で洗剤をしっかりと洗い流す
5、タオルなどで水気を取り除き、シワを伸ばす
4、吊るした状態で干す
チノパンが部分的に汚れてしまった場合は、汚れた部分だけ洗いましょう。
部分洗いであれば、乾きも速いですし、手軽に洗えますよ。
チノパンの干し方
1、脱水後シワになる前にすばやく洗濯機から取り出す
2、チノパンを両手で挟み、軽く叩いてシワと取る
3、裏返さずに洗濯した場合は、干す前にチノパンを裏返す
4、ピンチハンガーに吊るす
4、チノパンのウエスト部分を筒状になるように、洗濯ばさみで挟んで吊るす
5、風通しのよい場所で陰干しする ※途中でチノパンを裏返して表側に戻すと乾きが早くなります。
チノパンは洗濯によるシワができやすいため、洗濯終了後はすぐに干しましょう。
ポケットが乾きやすいように裏返して干すのがポイントですよ。
チノパンを洗濯するとシワや縮みが気になる!洗濯する際の注意点とは?
チノパンを洗うとシワになったり、縮んだりしないか気になりますよね。
ここではチノパンを洗濯する際に気を付けておきたいポイントをまとめましょう。
シワを伸ばして干す
綿素材でできているチノパンは、洗濯するとどうしてもシワができやすいです。
洗いジワを残さないためにも、脱水後はすぐにシワを伸ばしましょう。
形を整えて干すことで、洗いジワが気にならなくなりますよ。
また脱水が長いとシワができやすくなるので、脱水は短めがおすすめです。
干した後もシワがどうしても気になるという場合は、アイロンがおすすめです。
洗濯表示をチェックして、アイロンに「×」マークがなければ、アイロンがけできます。
アイロンをあてる際には、チノパンを裏返した状態でアイロンをあてましょう。
直接アイロンをあてると生地がてかってしまうことも…。
表からアイロンをかける際は、当て布をするようにしてください。
縮みを防ぐために洗濯ネットを使用する
綿100%のチノパンでは、洗濯すると縮むことがあります。
縮みや型崩れを防ぐためにも、洗濯機で洗う場合は洗濯ネットを使いましょう。
チノパンが入る大きめの洗濯ネットを用意してください。
また、素材の傷みを防ぐために、洗剤はおしゃれ着用洗剤がおすすめです。
チノパンは色落ちしやすい!蛍光剤入り洗剤や漂白剤の使用はNG
チノパンは色落ちしたり、変色したりしやすいです。
そのため、蛍光剤入りの洗剤の使用はおすすめしません。
蛍光剤入りの洗剤を使うと、色が白く抜けてしまうことがあるでしょう。
また漂白剤の使用もできるだけ避けておきたいです。
どうしても使用したいという場合は、酸素系漂白剤がおすすめ。
塩素系のものに比べて、綿素材へのダメージを抑えることができますよ。
生地の伸びを防ぐために洗濯ばさみを使って干す
チノパンを干す時には、たくさんの洗濯ばさみを使用しましょう。
洗濯ばさみが少ないと、水を吸ったチノパンの重みで素材が伸びてしまいます。
重さを分散させて干せば、型崩れを防ぐことができますよ。
洗濯ばさみを使うと留め跡が残るのが気になりますよね。
洗濯ばさみの跡が気になる人は、布などをかませてチノパンを挟むのがおすすめ。
タオルやハンカチなどでかませて挟めば、留め跡が残りにくいです。
直射日光には当てず、日陰干しする
チノパンを直射日光に当てて干すと、色褪せの原因となってしまいます。
直射日光には当てず、風通しのよい場所で陰干ししましょう。
縮み、シワ、色落ちが気になる場合はクリーニングを利用しよう
チノパンは素材上、洗濯するとどうしても縮みやシワができやすいです。
また、色落ちや色褪せをしてしまうこともあるでしょう。
「お気に入りのチノパンを大切に着たい!」という場合は、無理な洗濯はNGです。
自宅での洗濯に不安を感じたらクリーニングを利用しましょう。
クリーニングであれば綺麗な仕上がりが期待できますよ。
現在2児の母、ライティングの仕事をしながら主婦業に励んでいます。
クリーニング店で長年勤めた経験と知識で家庭でもできる洗濯の知恵をご紹介します。