ソースの染み抜き方法をチェック!
とんかつソース、ウスターソース、お好みソースなど、食卓には欠かせないソース類。
食事中やフタの開け閉め時、服についたことがある人も多いはず。
服についたソースのシミ、きちんと綺麗に落とせるか心配ですよね。
ここではソースの染み抜き方法について紹介します。
自宅でソースの染み抜きはできる?
ソースが服についてしまうと、濃いシミになるのは?と、焦りますよね。
自宅できちんと染み抜きできるか不安になる人も多いはず。
では、自宅でもソースの染み抜きはできるのでしょうか?
結論から言うと、ソースの染み抜きは自宅でもできます!
シミがついた時にすぐに対処すれば、自宅でも落とすることができますよ。
シミの性質にあった染み抜きを行おう
シミと一言でいっても色々な種類があります。
大きく分けると「水性」と「油性」のシミがあるのです。
ウスターソース、とんかつソースなどのソース類は「水性」のシミです。
ソースの染み抜きをする時には、水性のシミを落とす方法で行います。
ただ、揚げ物にかけていたソースが服についてシミになった場合は注意が必要。
揚げ物には油分が含まれているため、油性のシミになります。
ソースの染み抜き方法をレクチャー
ソースの染み抜きはどのように行えばよいのでしょうか?
染み抜き方法を紹介します。
染み抜き前に洗濯表示をチェック
染み抜きをする前には、必ず洗濯表示をチェックします。
水洗いできるものであれば問題ありません。
水洗いができないの素材の場合、無理に染み抜きをすると生地がダメになってしまうことも。
デリケート素材の衣服にソース染みができた場合、無理な染み抜きは控えるべきです。
クリーニングなどに染み抜き依頼をした方が安心ですね。
染み抜きで用意するもの
ソースの染み抜きに必要なのは、台所で使用する「食器用の中性洗剤」です。
中性洗剤は油分を水に溶けやすくする作用がある洗剤になります。
そのため、油分を含むソースの染み抜きにも効果がありますよ。
また、中性洗剤は肌や服の素材を傷めにくいため、デリケート素材にもおすすめです。
一般的な染み抜き方法とは?
ソースの染み抜きは、中性洗剤をつけてシミに揉み込ませて、流水で押し出します。
中性洗剤をシミになじませると、汚れが落ちやすくなりますよ。
【染み抜きの方法】
1、まだ乾いていないシミをティッシュでふき取る。
この時、シミをこすると広がるのでつまむようにして取る。
2、シミに中性洗剤を直接つけて、しっかりと揉み込む。
3、服の裏側から流水を当てて洗い流す。裏からシミを押し出していくイメージ。
4、水気と残ったシミをタオルで拭く。
5、洗濯機で洗濯する。
完全にシミが落ちていなくても、洗濯機で洗えばシミは綺麗に取れますよ。
頑固なシミを落とす染み抜き方法とは?
頑固なシミを落とすために、もう1つの染み抜き方法をご紹介しましょう。
その方法は「歯ブラシでシミをたたいて落とす」方法です。
【頑固なシミを落とす方法】
1、シミがついた部分を裏返し、下にあて布を敷く。
水で濡らした布で裏側からたたいて、あて布にシミを移していく。
2、食器用中性洗剤をつけた歯ブラシでシミをたたき、あて布にシミを移していく。
3、ぬるま湯ですすぐ。
4、洗濯機で洗う。
たたいて落とす染み抜き方法は頑固なシミにおすすめです。
緊急事態!外食でシミがついた場合の応急処置とは?
染み抜きはシミが服に定着してしまう前に、早めに取るが基本。
しかし、外食時にシミがついてしまうと、すぐに染み抜きはできませんよね。
そこでその場でできる応急処置を覚えておきましょう。
外食時にシミがついた場合、シミを広げないようにおしぼりでつまみ取ります。
さらにシミの下にティッシュを重ねて敷き、おしぼりに石鹸を含ませて上からたたきます。
応急処置をしておくと、帰宅後の染み抜きがしやすくなりますよ。
時間がたった場合でもソースの染み抜きはきちんとできる?
「服にソースがついたことに気づかずに時間がたってしまった…」ということもあると思います。
時間がたったソースのシミは落とすことができるでしょうか?
ソースの染み抜きは、すぐに行うことで綺麗に落とすことができます。
しかし、時間がたった場合でも落とすことはもちろんできますのでご安心を。
時間がたったシミは落ちにくいので「漂白剤」を使用しましょう。
シミの色素を漂白することで綺麗にするのです。
使用する漂白剤は「酸素系漂白剤」がおすすめ。
酸素系漂白剤は色柄の衣類にも使えますので、柄物の洋服も安心して染み抜きできます。
染み抜きが難しい場合はクリーニングがおすすめ
コートやスーツ、ジャケットなどにソースのシミができてしまうこともあります。
コートやスーツなどは自宅では洗濯が難しいです。
そのため、自宅での洗濯が難しい衣類の染み抜きはクリーニングに依頼しましょう。
クリーニングに出す時には、染み抜きをオプションで付けるようにします。
無理に染み抜きしようとすると衣類がダメになってしまうことも…。
大切な衣類はクリーニングでの染み抜きの方が安心ですね。
現在2児の母、ライティングの仕事をしながら主婦業に励んでいます。
クリーニング店で長年勤めた経験と知識で家庭でもできる洗濯の知恵をご紹介します。