ジーパンの洗濯方法は?洗濯の頻度や洗濯機の使用について解説
誰もが1枚は持っているジーパン。
カジュアルなファッションアイテムとしてとして欠かせないですよね。
このジーパンですが、正しい洗濯方法を知っている人は意外と少ないです。
ここではジーパンの洗濯方法や洗濯時の注意点をまとめています。
できるだけジーパンへのダメージを軽減する洗濯方法で、お気に入りのジーパンを長く愛用しましょう。
ジーパンの洗濯はどれくらいの頻度で行うのが理想的?
ジーパンは洗いすぎない方がよい、と考える人もいれば、毎回洗うという人もいます。
ジーパンの洗う頻度に決まりはありませんが、長い間洗わないでいると、汚れや匂いが気になりますね。
特に夏場は汗をかきやすいので長く洗濯しないのは少し心配です。
汗をかきやすい夏場などは最低でも月に1回は洗濯するようにしましょう。
匂いや汗の汚れが気になる場合には、週に1回のペースで洗濯するのがおすすめですよ。
洗う頻度は汚れ具合を見ながら決める
頻繁にジーパンを洗うと、色落ちしてしまうしジーンズがダメになると考えがち。
しかし実際には、ジーパンを頻繁に洗うことで得られるメリットもあるんです。
例えば、頻繁に洗濯すれば汗や皮脂による生地の傷みを防ぐことができます。
また、ファッションとして色落ちを楽しむことができるでしょう。
逆に月1回程度しか洗わない場合には、ジーンズらしい自然な風合いを楽しめます。
汚れや匂いの状態を見ながら、ジーンズの洗濯頻度を変えていくとよいでしょう。
ジーパンは洗濯機で洗って大丈夫?
ジーパンの洗濯は、色落ち、色移りが怖くて自宅できないと言う人もいるでしょう。
しかし、毎回クリーニングに出すと費用も手間もかかってしまいますね。
ジーンズの洗濯は、手洗いはもちろん洗濯機で洗ってもOKです。
正しい洗い方、干し方などをマスターしておけば特に難しいことはありませんよ。
ジーパンは洗濯しても色落ちしない?
ジーパンを洗濯する時に一番気になるのは「色落ち」「色移り」でしょう。
ジーンズは洗濯すると必ず色落ちしてしまう素材になります。
そのため、色落ちを最小限にする洗濯方法で上手に洗濯することが大切です。
ジーパンの正しい洗濯方法
自宅で簡単にできるジーパンの洗い方をご紹介しましょう。
1、ジーパンを洗う前に、裏返す
2、洗濯ネットに入れる
3、中性洗剤を入れる
4、洗濯コースを選択
5、脱水する
手洗いの場合は、大きめの洗濯桶に中性洗剤を入れて、ジーパンを10分程度浸けます。
浸け置きだけでもある程度の汚れを落とすことができますよ。
汚れがひどい部分があれば、部分洗いをしましょう。
水を全て入れ替えて、泡がなくなるまでしっかりとすすぎます。
最後に洗濯機で1分程度脱水をかければOKです。
ジーパンの干し方
洗濯したジーパンを干す場合、直射日光を避けて、風通しのよいところで陰干しします。
屋外で干す場合、生地を裏返したまま、ジーパンの中に風が通るように干しましょう。
干し方はいくつかありますが、裾から吊って干すのがおすすめ。
洗濯バサミで裾をハンガーなどで固定して逆さ吊りにして干します。
この干し方をすると、ジーパンの重みでシワが伸びるため、仕上がりが綺麗です。
物干しピンチを使って裾が広がるようにジーパンを固定する干し方は、乾きが早いです。
風の通り道を作ってあげることで、分厚い生地でも早く乾きますよ。
乾きが遅い場合には、干している途中でジーパンの上下を入れ替えてみましょう。
洗濯物は上から徐々に乾いていくので、上下を入れ替えてあげると乾きやすいです。
ジーパンを洗濯する際の注意点
ジーパンを洗濯する上で気を付けておきたいポイントをまとめてみましょう。
ジーパンだけで洗う
先ほどからお話している通り、ジーパンは色落ちします。
これはジーパンを染めるための染料が非常に色落ち、色移りしやすいため。
つまりジーパンと他の衣類を一緒に洗ってしまうと色移りしてしまうのです。
ジーパンを洗う時には、他の衣類とは別で洗うようにしましょう。
洗う時は裏返しにする
ジーパンを表のまま洗うと、洗濯機の中で擦れてしまい色落ちがひどくなります。
洗濯する時には、必ず裏返しして洗いましょう。
洗濯ネットに入れて洗う
洗濯ネットに入れて洗うことで色落ちを減らすことができます。
洗濯ネットに入れる際には、きちんとたたんで入れるのがベスト。
ただ、たたんで入れると汚れが落ちにくい部分もあるので注意してくださいね。
水で洗う
ジーパンはお湯で洗うと、色落ちがひどくなります。
過度な色落ちを防ぐために、水で洗うようにしましょう。
直射日光を避けて陰干しする
ジーパンは乾きにくいため、ついつい直射日光に干してしまいがち。
しかし直射日光にあてると、色褪せの原因にもなります。
直射日光は避けて風通しよい場所へ陰干ししましょう。
乾燥機は使用しない
ジーパンを乾燥機にかけてしまうと、素材へのダメージが大きくなります。
素材が綿の場合には、乾燥機を使うと生地が縮んでしまうこともあります。
縮みを防ぐためにも、ジーパンは陰干しでしっかりと乾かしたいですね。
まとめ
ジーパンは正しい洗濯方法をマスターすれば自宅での洗濯も難しくありません。
色落ちが激しいジーパンは他の洗濯物と洗うのはNG。
色移りを防ぐために、ジーパン単品で洗うようにしましょう。
また干す時には直射日光は避けて、室内での陰干しをするようにします。
ジーパンを家庭で洗う場合は、今回紹介した洗濯方法、注意点を覚えておいてくださいね。
現在2児の母、ライティングの仕事をしながら主婦業に励んでいます。
クリーニング店で長年勤めた経験と知識で家庭でもできる洗濯の知恵をご紹介します。