キャップの洗い方をチェック!
ファッションアイテムとして人気のキャップ。
特に夏場は日差しも強いので、お出かけには欠かせませんね。
キャップをかぶっていると、どうしても汗をかきます。
知らないうちに汚れや汗はたまりやすく、匂いが気になりますね。
ではキャップはどうやって洗えばよいのでしょうか?
洗濯機で洗って、型崩れすることはないのでしょうか?
ここでは自宅でのキャップの洗い方や、洗う時のポイントを紹介します。
キャップは洗って大丈夫?
キャップは洗ってしまうと型崩れしてしまうのでは…と心配してしまう人が多いはず。
しかし、きちんとした洗い方をマスターしていれば問題なく洗えます。
特に汗をかきやすい時期は、汚れが気になりますよね。
自宅で定期的に洗うようにしましょう。
手洗いと洗濯機洗いはどちらがいい?
洗い方は、手洗いでも洗濯機でもどちらでもOKです。
型崩れが気になるという場合には、手洗いの方が安心でしょう。
また、汚れた箇所だけを洗う、部分洗いの方法もありますよ。
キャップを洗う前にチェックしておきたいポイントとは?
洗う前にはいくつかチェックしておきたいポイントがあります。
洗濯に失敗しないためにも、忘れずに確認しておきましょう。
洗濯表示をチェックしよう
洗う前には、必ず洗濯表示をチェックしましょう。
洗濯マークや手洗い表示がついている場合は、自宅で洗うことができます。
「P」「F」のマークがあるものはクリーニングに出しましょう。
また、洗濯やドライクリーニングマークに「×」がついている場合は洗濯できません。
素材によって洗えない場合もある
キャップの素材は様々です。
基本的にアウトドア用のキャップであれば、洗濯可能な素材が多いでしょう。
ウール、麻、合皮、ファー、レザーなどの素材は家庭では洗えません。
またリボンなど装飾品の取り外しができないキャップも洗いにくいです。
素材を確認した上で、洗うようにしましょう。
家庭で洗えないものは、クリーニング店に相談してくださいね。
色落ちしないか事前に確認すると安心
ものによっては洗濯すると色落ちしてしまうものもあります。
洗う前にキャップの裏側など目立たない部分で色落ちチェックをしてみましょう。
洗剤を直接つけて、白い布でふき取って色が移らなければ色落ちはなし。
布に色が移る場合には、色落ちしてしまう可能性が高いです。
自宅での洗濯は控えておいた方が無難でしょう。
キャップの洗い方をレクチャー
キャップの洗い方を手洗い、洗濯機それぞれの方法でまとめてみましょう。
手洗いで洗う方法
1、洗面器や洗い桶にぬるま湯(30℃)と中性洗剤を入れてよく溶かす
2、洗剤液につけて全体を優しく押し洗いする
3、ツバの部分は、折り曲げないように軽く押し洗いする
4、汗取り部分は汚れやすいので、手でこすり洗いやスポンジで叩く
5、水を2~3回替えてよくすすぐ
6、タオルに包んで水気をふき取る
洗濯機で洗う方法
1、キャップを裏返して、洗濯ネットに入れる
2、中性洗剤を入れて「ドライコース」か「手洗いコース」を選択
3、型崩れを防ぐため、脱水時間はできるだけ短くする(脱水は1分程度でOK)
部分汚れの洗い方とは?
特に汚れやすいのがおでこが直接触れる帽子の内側部分です。
汗や皮脂が直接つくので、白のキャップだと黄ばんでしまうことも…。
汚れがひどい場合には部分洗いがおすすめですよ。
早速、部分洗いの方法をまとめてみましょう。
軽い汚れの場合
1、中性洗剤をぬるま湯に溶かし、洗剤液をタオルにつける
2、洗剤液を染み込ませたタオルで、汚れが気になる部分を拭く
3、汚れを拭いたら、水で濡らしたタオルで洗剤を拭き取る
4、日陰で陰干しする
ひどい汚れの場合
1、シミ取りに効果的なベンジンを使う
2、ベンジンを綺麗なタオルに付けて、汚れを叩いていく
3、水でぬらせたタオルでしっかりと拭き取る
4、日陰で陰干しする
部分洗いであれば、丸洗いしないので、型崩れが気になるキャップでも洗いやすいですね。
キャップを洗った後は干し方も重要!
洗うと型崩れが心配になりますが、「干し方」が重要になります。
きちんと干せば型崩れしませんし、間違った干し方をすると型崩れしてしまうことも。
キャップの干し方のポイントについてまとめてみましょう。
直射日光は避けて陰干しする
干す時には、日陰で陰干しします。
直射日光で干すと色褪せなどの原因になります。
風通しのよい日陰で平干ししましょう。
洗濯ばさみを使うと型崩れしやすい
干す時に、他の洗濯物と同じように洗濯ばさみを使う人がいます。
しかしこれは間違い!
洗濯ばさみを使うと挟んだ部分に跡がつきやすく、型崩れの原因になります。
調理用のザルを使って干す
型崩れを防止するための干し方として「調理用ザル」を活用するのがおすすめです。
キャップに合う大きさのザルを用意しましょう。
ザルをひっくり返して、頭の部分をかぶせて干します。
タオルを詰めて干す
タオルをキャップの中に丸めて詰めて干すと、型崩れしにくいです。
頭の部分が立体的になるようにタオルを詰めるのがポイント。
汗じみ汚れ防止にライナーテープを使用しよう
洗濯不可のキャップであれば、汗じみ防止のためにライナーテープがおすすめ。
ライナーテープとは額からの汗を吸収してくれる便利アイテムです。
帽子の内部につけておくことで、汗やファンデーション汚れがつくのを防止できますよ。
付け方は付属の両面テープで貼り付けるだけでOKなのでとっても簡単!
丸洗いできない帽子でも、汚れが付きにくく、安心ですね。
まとめ
キャップは自宅でも洗うことができます。
洗う前に洗濯表示をチェックしてから洗うようにしましょう。
型崩れしないように、正しい干し方で干すのがポイントとなります。
汗で汚れたキャップをぜひ自宅で洗濯してみてくださいね。
洗濯不可のキャップや、失敗したくない大切なキャップは、洗濯のプロであるクリーニング店にご相談ください。
現在2児の母、ライティングの仕事をしながら主婦業に励んでいます。
クリーニング店で長年勤めた経験と知識で家庭でもできる洗濯の知恵をご紹介します。