できてしまう前に！！汗による黄ばみを予防しよう
「あれ、しまっていた服が黄ばんでいる」「ちゃんと洗濯しているのに脇が黄ばんでくるはなんで？」このような体験はありませんか？
できてしまうとなかなか取れなくて、厄介な黄ばみの原因と予防方法をご紹介します。
汗染み、黄ばみ、臭いの原因を知ろう
脇から出る汗には、たんぱく質や糖質、脂質、鉄分、アンモニアなどが含まれています。そして、皮脂を作り出す皮脂腺も脇の下にあります。
そして皮膚上に存在する菌が、この汗、皮脂を餌にして臭いを発生させます。
そして、洋服についたままになっているこの汗や皮脂に空気中の酸素が反応して酸化してしまいます。これが黄ばみ原因です。洗濯したからと言って安心できません。洗濯しても繊維の奥に入り込んだ汗や皮脂は落ちていないんです！また、衣服に残っている洗剤や柔軟剤も酸化の原因になります。
黄ばみの予防はどうしたらいいの？
黄ばみがついてしまうと、さあ大変。なかなか落ちないし、それに時間を割くのって面倒ですよね。黄ばみを作らないように予防する事がのちのちの事を考えると楽です。
＜こまめに洗濯するのが一番！＞
夏になると、少し歩くだけで大量に汗をかいてしまいますよね。すぐに洗濯すると取れる汗や皮脂も、時間が経つと服の繊維に定着して落としにくくなってしまうんです。ですので、面倒でも１日着たら、たとえ汗をかいていないと感じても洗濯するようにしましょう。
＜汗が洋服につかないようにする＞
黄ばみの原因となる汗や、皮脂が脇につかないようにしてみましょう。汗脇パットをつける、または、インナーに脇の部分が分厚くなった物があるので、そのような衣類を利用してみてはいかがでしょうか。
衣類用の防水スプレーも汗がつくのを防いでくれます。ベビーパウダーを持ち歩いて、こまめに脇の下や襟足につけると汗を吸収してくれます。
＜普段の洗濯に一工夫加える＞
普段の洗濯の時に、まだ黄ばんでいなくても、襟足や脇の下に固形石鹸を擦り付ける、または液体洗剤を直接塗るのも効果的です。目に見えていないだけで、それらの部分はすでに通常の洗濯では落とせない量の汗や皮脂がついているからです。男性は特に皮脂腺が多く、汗や皮脂が多いので、インナーやワイシャツは特に注意が必要ですね。
以上、黄ばみの予防方法をご紹介しました。黄ばみができてしまうと、落とすのが大変だし捨ててしまう方もいるのではないでしょうか。少しの手間で黄ばみを予防すると、長く着用できるようになりますよ！
現在2児の母、ライティングの仕事をしながら主婦業に励んでいます。
クリーニング店で長年勤めた経験と知識で家庭でもできる洗濯の知恵をご紹介します。
