実は自分でできる!ダウンジャケットを綺麗に洗濯する方法
こんにちは。宅配クリーニング専門店「クリラボ」スタッフのこんどうももかです。
洋服が好き&洋服を大切にしたいという思いからクリーニング会社に就職し、シミ抜きの資格も取得。日々クリーニング技術を磨いている私が、家庭でもできるクリーニングのコツを紹介していきます。
今回は、お年寄りから子どもまで、冬に大活躍してくれる暖かいダウンジャケットです。皆様も一着はお持ちではないでしょうか。価格も手頃な物が増えてきたので、購入しやすくなりましたよね。色違いで何着か持っている方もいるのでは?
ダウンジャケットはクリーニング店でのクリーニングがおすすめですが、「家で洗いたい」ということもあると思います。
そこで、家庭でダウンジャケットを洗濯する時のコツとポイントをまとめました。ぜひ参考にしてください。
ダウンジャケットを家で洗う方法
それでは、家でダウンジャケットを洗う方法を紹介してきたいと思います。
少し手間はかかりますが、失敗しないポイントを押さえながら、洗ってみてくださいね。
1、ダウンに付いている洗濯表示タグを必ずチェックする!
最初に忘れずにしたいのが、洗濯表示タグのチェックです。
洋服の内側に付いている洗濯表示タグは、洗濯時の注意点が書かれている重要なものです。
家庭洗いが可能な場合、桶に水が入った形のマークがあります。
桶に「×」の印があると、家庭洗いができないということなので、クリーニングに出しましょう。
洗濯表示が古いものは、洗濯機の形のマークや、桶に「手洗イ」と書かれたマークが家庭洗いOKの目印です。
詳しくは消費者庁のホームページでも確認できます。
2、洗う前に目立つ汚れを落とす
白やベージュのダウンジャケットの汚れ、気になりますよね。
特に襟元や袖口には皮脂汚れがついてしまっている場合が多いです。
まずは、洗濯する前に部分的にこの皮脂汚れを落としてしまいましょう。
<皮脂汚れの落とし方>
おしゃれ着洗いの中性洗剤や、食器用洗剤を直接汚れにかけてください。そして、湿ったスポンジで優しく叩くようにして汚れを落とします。これでも取れないような頑固な汚れにはメイク落としのクレンジングオイルを使ってみてください!
汚れが落ちたら、人肌に温めたお湯で濡らしたタオルで、洗剤を拭き取ります。
ダウンジャケット全体の汚れが気にならない程度なら、洗濯はせずにこれだけでも十分です。
3、ダウンをやさしく押し洗いする
いよいよ洗濯です。
洗濯には、洗濯機を使って楽したいところですが、洗濯槽やお風呂の浴槽を使って手洗い(押し洗い)します。ダウンジャケットの中はふわふわで水に沈まないからなんです。
<押し洗いの方法>
①袖や襟など、汚れた部分が外側になるように、ダウンジャケットをたたみます。
②桶や洗濯槽、浴槽に30℃以下のぬるま湯をはって、おしゃれ着洗い用の中性洗剤を入れます。(洗剤の使用量の目安を参考にする)
③その中に、ダウンジャケットをたたんだ状態で入れて、やさしく押し洗いをします。
※20~30回程度「沈める・浮かせる」を繰り返す。
④洗濯機で脱水を1分ほど行います。
⑤洗剤が入った水を流し、きれいな水に入れ替えてから、押し洗いと同じ要領ですすぎをします。
⑥1回目のすすぎが終わったら、再びきれいな水に入れ替えて、2回目のすすぎをします。
⑦2回目のすすぎの仕上げとして、柔軟剤を投入し、全体に行きわたらせます。
⑧洗濯機で軽く脱水(1分以内)をして、終了です。
4、ダウンジャケットを乾かす
洗濯が終わったら乾かします。
ハンガーに形を整えて、晴れた日に風通しの良い日陰に干しましょう。
<干すときのコツ>
洗濯した後の羽毛は、中で濡れて固まっている状態です。まずはそれを丁寧に手でほぐしておきましょう。ここできちんと羽毛をバラバラにしておくと、羽毛のボリュームが戻ります。
ハンガーにかけて、手で各部分をパンパンと叩きましょう。ダウンジャケットはアイロンができません。このひと手間で、粗いシワが丁寧に伸びます。
特に襟などは縮んでいることが多いので、丁寧に伸ばしてください。そして表の縫い目の部分を引っ張って、中の羽毛を膨らますようにしましょう。
<乾燥機を使う場合のコツ>
また、乾燥が不十分だとカビや臭い発生の原因になってしまうので、仕上げに乾燥機を使うのもおすすめです。
乾燥機を使う場合のポイントは必ず低温に設定することです。だいたい10分を目安にしてくださいね。
乾燥機に衣類をたくさん入れて乾かすと、回転しにくくなって、羽毛もほぐれにくくなってしまいます。
乾燥機を使う場合は、ダウンジャケット1着のみを入れて乾燥させると、ふんわり仕上がりますよ。
家庭の乾燥機とコインランドリーの乾燥機のどちらが良いかですが、コインランドリーの方がベター。
コインランドリーは乾燥機が大きいので、回っている間に羽毛がほぐれやすいメリットがあります。
ダウンジャケットの家庭洗いで失敗しないポイント
実際のところ、ユニクロといったファストファッション系を除く、ほとんどのダウンジャケットには「水洗い不可」という洗濯表示のタグがついています。洗う前には必ずタグを確認しましょう。
このタグがある品に関しては、こういった家庭洗いはあくまでも自己責任になるからです。
そしてタグに書いてある素材の確認も絶対必要です。というのも、お家で洗えるのはナイロン、またはポリエステルのダウンジャケットのみ。もしウールであれば、それは必ずドライクリーニングに出してください。
もうひとつ。例えばモンクレールといった一部の高級ブランドのダウンジャケットの場合、ナイロンやポリエステル素材であっても、とても繊細で薄い生地でつくられています。
中の羽毛の質も格段に違うため、プロのクリーニング店でも細心の注意を払って仕上げるほどの品です。
ダウンジャケットを自分で洗ったのはいいけれど、風合いやボリュームが台無し・・・なんてことにならないようにしたいものですよね。
クリラボならダウンジャケットが1着1000円台に!
知識と経験がないまま、手間と時間をかけて洗うよりもやっぱりプロに任せたい。でも近所のクリーニング店で出すと高い。
そんなときには、宅配クリーニングのクリラボにお任せください。
高級ダウンのクリーニングにも対応しているので、「街のクリーニングで断られてしまったんだけど、お願いできますか?」と依頼されることも多いんですよ。
利用方法はとても簡単。
お申し込み後に専用のバッグをお送りするので、その中に衣類を入れて送るだけでOKです。
初回限定ですが、10点で10,780円なので、1着あたり1,078円でご利用いただけます。
2回目以降は、20点パックのご利用で1点あたり1,199円です。
街のクリーニング店との違いと言えば、クリラボは完全個別洗いでクリーニングをしている点も特長です。
完全個別洗いは他の方の衣類と一緒に洗われることはありません。
そのため「他の人の衣類と一緒に洗われるのに抵抗がある」という方にとても好評です。
このサービスは手間がかかるため、採用しているクリーニング店は多くありません。
それでも、衛生面が気になる方に支持されて現在も続けています。
<クリラボのクリーニングの特徴>
(1)5点、10点と衣類の数で往復送料込みの定額料金
※初回は10点で10,780円なので、1着あたり1,078円です。
(2)ドラム式ではなく、「つり下げタイプ」の乾燥機がある
(3)他の人の服とわけて洗ってくれる「個別洗い」をしている
(4)抗ウイルスガード(抗菌・除菌・消臭)が無料
まとめ
今回は、家庭でダウンジャケットを洗う時のコツやポイントをご紹介しました。
家庭洗い可能なダウンジャケットであれば、手洗いできれいにしていただくことは可能です。
ただし、家庭洗いが不可なアイテムも多いですし、失敗して着られなくなってしまうのは避けたいですよね。
繊細なアイテムや初めて洗うものは、長持ちさせるためにもプロにお任せください。
また、家庭洗いで心配されるひとつに、羽毛のボリューム復元があると思います。
その点についてもクリーニング店に出していただければ、間違いがありません。
クリラボでは、生地を傷めやすいドライ乾燥機ではなく、自然乾燥に近い最新の「静止乾燥機」を使っているので、ふんわり気持ち良い仕上がりになりますよ。
また、仕上げはドイツ製の高性能機械できれいにプレスをしています。
世界の一流アパレルメーカーも使用しているプレス技術で、立体的に仕上がるのも特徴です。
衣類のシミが気になられる場合は、シミ抜き対応もしています。
ダウンやコートなど、街のクリーニング店では料金が高いアイテムも、まとめて出していただくことで、1着1,000円程度でお得にクリーニングが可能です。
「お得かつ清潔にプロにクリーニングをしてほしい」という場合は、宅配クリーニングサービスをご利用ください。
5点以上の洗濯物なら、自宅にいながらクリーニングに出せる宅配クリーニングサービスを利用するととても便利でお得です!
品質も店舗型クリーニングに負けず劣らず高品質。
おすすめの宅配クリーニングをこちらで比較していますのでご確認ください。
クリーニング店を営む家に生まれ、小学生の頃から将来の夢は「クリーニング屋さん」。見事その夢をかなえ、現在はクリーニング会社に勤め、しみ抜きの資格を取得。
洋服・ファッションが大好きで、洋服を大切に着るためのクリーニング技術を日々探究しています。
プライベートでは、男の子を育てるワーキングママ。
家庭で洗えないアイテムのお手入れ方法や、汚れた子ども服の扱い方の知識ならお任せを!