黄ばみができてしまった時の対処方法は？黄ばみの落とし方。
最近の夏は汗をかかない日がないくらい暑い日が続きますね。その汗、きちんと落とせていないと衣替えでしばらくしまっておいて出した時にとんでもない事になります！そう、黄ばみです！
実は目に見えていなくても、汗や皮脂は衣類にこびりついていることが多いんです。その汗や皮脂は時間が経つと共に空気中の酸素によって酸化してしまうんです。それが、あの嫌〜な黄ばみの正体です。
では、できてしまった黄ばみをどう対処すれば良いのか、見ていきましょう。
黄ばみを発見したら、できるだけすぐに落とす
できてしまった黄ばみは時間の経過と共に取れにくくなっていきます。取れにくくなるばかりでなく、生地も傷めてしまいます。
黄ばんでいたところが黒ずみになっていくのは、汗や皮脂の上に空気中のホコリなどがくっついて黒くなっていくのです。
できるだけ簡単に落としたいなら、見つけたらすぐにシミ抜きをしましょう！
酸素系漂白剤を使った黄ばみの落とし方
まずは、表面に付着しているホコリなどを洗剤で落としましょう。中性洗剤や、台所洗剤、固形石鹸を汚れている部分に直接かけます。衣類の素材にもよりますが、例えばシャツでしたら歯ブラシでゴシゴシすると効果的です。
こうすることで表面の汚れは取れたので、シミになっている黄ばみに漂白剤がよく届くようになります。４０度から５０度のお湯に酸素系漂白剤を溶かして、その中に３０分程付けて置きます。
長く付けても効果は変わりません。それどころか、生地を傷めてしまいますので、３０分を目安に洗濯機へ移して、いつも通り洗濯します。
漂白剤を使っても落ちない汚れには重曹をプラス
まずは先ほどと同じように、表面の汚れを洗剤で落として、すすいでおきます。そして、洗濯用の重曹スプーン１杯と、酸素系漂白剤スプーン１杯をよく混ぜペーストを作ります。
このペーストを黄ばみ部分に塗ります。このままよりも熱（４０度くらい）を加えた方が効果的なので、アイロンのスチームを当てたり、ドライヤーの温風を当てます。
この後普通に洗濯機で洗濯します。
家庭で頑張っても取れない黄ばみはクリーニングへ出そう
いかがでしたか？これらの方法で大概の黄ばみは取れるはずです。どうしても取れない頑固な黄ばみは思い切ってクリーニング店に持って行ってください。
あまりにも家庭でやりすぎて洋服を傷めてしまっては元も子もありません。プロにしか取れないものもあると諦めて、これからは黄ばみ予防を徹底しましょう。
現在2児の母、ライティングの仕事をしながら主婦業に励んでいます。
クリーニング店で長年勤めた経験と知識で家庭でもできる洗濯の知恵をご紹介します。
