羽毛布団干していますか?干し方のポイント
冷え込む季節、暖かい羽毛布団を使っているご家庭が多いと思います。その羽毛布団、どのくらいの頻度で干していますか?しまう時には必ず干していますか?
羽毛布団のメンテナンスについてまとめてみました。
なぜ羽毛布団を干さなければならないのか
月に1、2回を目安に羽毛布団は干した方がいいです。その理由は、ダニ、カビ対策です。人は寝ている間にコップ1杯の汗をかきます。保温効果が高い羽毛布団は、湿度が高くなり、ダニやカビが集まりやすいんです!
特に押入れにしまう前にはしっかりと干さないと、カビやダニが増殖してしまうという恐ろしい事になります!
次に干すことによって保温性が回復します。長く使っていると、湿気を含んできますが、湿気を多く含んだ羽毛布団は本来の役割を果たせません。干して乾燥させるとふわふわの保湿性が戻った羽毛布団になります!
羽毛布団の干し方のポイント
湿度の低いカラッと晴れた日に干しましょう。時間は午前10時頃から午後3時頃の間に片面1時間ずつ干しましょう。
長時間天日干しをしてしまうと、羽毛を劣化させてしまうので、片面1時間ずつで十分です。
またダニは50度で20分さらされると死滅すると言われています。布団の中の温度を上げる為、また、花粉やホコリから布団表面を守るために黒い布団干しカバーをかけるのがオススメですよ!
ちょっと待って!羽毛布団を叩かないで
いいお天気の日に布団を干すと、最後に叩きたくなりますよね。しかし、叩いてはダメなんです!!
これは、羽毛布団に限らず言えることなんですが、叩くと布団生地を劣化させるだけではなく、中の羽毛が飛び出してきてしまうこともあります。
叩きたい気持ちを抑えて、代わりに掃除機を使いましょう。叩くよりも、もっとしっかりと吸引してくれますよ。死滅したダニや、ダニの糞はアレルギーの原因になりますので、干した後はしっかりと除去しましょう。
お天気が悪くて干せない時は?
天日干ししたいのに、あいにくの空模様。そんな時は部屋の中で干すだけでも湿気はとれます。
風通しの良い所で干してみてください。また、除湿機やエアコンを使って室内の湿度を下げることも重要です。これだけで、ずっとベッドの上に置いているのとでは全然違います。
いつもフカフカの羽毛布団で気持ち良く眠ろう
定期的に干すことで羽毛布団のメンテナンスになります。ダニやカビ対策だけではなく、干すとフワフワになって気持ち良いですよね。また、羽毛特有の臭いは湿気が原因で出てくるので、臭いも取れます。
定期的にメンテナンスして心地よく眠りにつきたいですね。
現在2児の母、ライティングの仕事をしながら主婦業に励んでいます。
クリーニング店で長年勤めた経験と知識で家庭でもできる洗濯の知恵をご紹介します。